※構造状サンプの水位に影響され難いので非常に安定感がでます!です!スキマーの新規導入・入れ替えをご検討しているユーザー様は、
是非この次世代スキマー”雲海”の能力を実感してみてください!
雲海は次世代スキマー
本体チューブ径 : Φ150
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ベースサイズ : 190mm(L) x 180mm(W)
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高さ : 590mm(H)
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DCポンプ
雲海は当社設計・開発・製作のメッシュニードルを使用しています。その為、ピンタイプのニードルに比べ非常にアワが細かくスキミング効果が非常に高いです。
雲海と言う名前はこのアワが非常に細かく、Inlet Water Control やVenturi Controlでいかにも雲海の様な状況を作り出す事から命名しました。
PRSで先日発売したDCポンプを雲海専用でアレンジしたDCポンプを使用しています。
これによりポンプ側での出力調整も出来、様々な水質環境・サンプ水位で安定します。
ゲートバー
Skimmerの本体から従来のエルボー・パイプ・バルブ等を取外し、ゲートバー式にしました。
これにより更に小スペースな設計と成り、サンプ槽へのセッティングが容易になります
サクションカップのフタをドーム状にしました。
これによりサクションカップに上がってくるアワがフタの内側に付着しにくく、
スムーズにアワが排出されます。
Inlet Water Controlとは、ベンチュリーから入水する海水量とエアー量のバランスを調整する事が出来ると言う事です。
実はSkimmerはこの”海水量とエアー量のバランス” がSkimmerの能力を最大で使用する上で一番重要です。
このバランスが悪いと、エアーがサンプ槽に出てきたり、これを押さえる為に能力を下げるなどで対応するしかありません。
写真の様にSkimmerの裏側に6個所の穴が有ります。
この穴は、ニードルハウジングにつながっていてニードルが回転する際、海水だけを吸込む様になっています。
つまり、ベンチュリーから吸込む海水量とエアー量はポンプの回転数毎に一定です。
これを海水だけ吸込む事で海水量とエアー量のバランスを変え個々の環境に合った最適な安定したアワの状態を作る事が出来ます。
調整方法は、本体写真左側のInlet Water Control Barで調整してください。”O”方向に回すと海水が多く入り込み、逆で少なく成ります。
Venturi Controlとは、全てのSkimmerはエアーをベンチュリーを通して吸込みます。
その際 ベンチュリーの内径寸法 は様々な水質環境で安定したエアーを作り、
Skimmerの能力を最大で使用する上で”海水量とエアー量のバランス”と同様にとても重要です。
写真の様にSkimmerの裏側中央のベンチュリーにベンチュリー径を調整するゲートが付いています。
このゲートを開閉する事で最適なベンチュリー径を作る事が出来ます。
このゲートを開閉する事で最適なベンチュリー径を作る事が出来ます。
調整方法は、本体写真右側のVenturi Control Barで調整してください。
”O”方向に回すとベンチュリー径が最大になり、逆で最小になります。
ロングネック50(オプション)
ロングネック50を使用する事で(複数連結可能)サンプ槽の水位が深い場合は
Skimmer本体内により多くのアワを入れ更にスキミング効果を大きくしたい場合にとても有効です。
高さ調整パーツ(オプション)
Skimmerは使用するサンプ槽の水位によっても能力に差が出ます。
雲海はサンプ水位が 250mm 前後で非常に安定して使用になれます。
水位がこれ以上ある場合は、15mm単位で60mmまで高さを調整が可能です。
参考選定方法
スキマーを選定するに当たり、世界中のアクアリストの経験値や実績また専門知識のある者などが海水生物を飼育する際に理想値を提唱しています。これは様々な飼育環境で異なるものと考えますので、参考値としてユーザー様の水槽で検討してください。
1.理想循環ポンプ水量 L/h (総水量が1時間に何回転するか)
ムセキツイ中心水槽=4回転 〜 6回転/魚中心水槽=2回転 〜 3回転
この水量はポンプ名盤、ポンプ揚程表のみから算出した水量ではなく実際の水槽に戻ってくる水量です。
循環ポンプは揚程だけではなく配管サイズ・クーラー・殺菌灯・その他機器・配管エルボ使用数量で大きく変化致します。大よそ1/3 〜 1/6しか戻ってこない例も多く、実際の循環水量を確認する事をお勧め致します。
ムセキツイ中心水槽
循環ポンプ 6回転を選定 6回転 X 240L = 1440L/h
実際のポンプ循環能力が1/6だったとしたら=1440L/h X 6 = 8680L/h
ポンプ選定=10000L/hポンプ
魚中心水槽
循環ポンプ 3回転を選定 3回転 X 240L = 720L/h
実際のポンプ循環能力が1/6だったとしたら=720L/h X 6 = 4320L/h
ポンプ選定=5000L/hポンプ
2.理想Skimmer循環水量 L/h (Skimmer本体の循環水量)
上記の計算から総水量240Lの場合、ムセキツイ中心の水槽960L/h〜1,440L/h 魚中心の水槽の場合480L/h 〜 720L/hが理想とされています。
理想Skimmer循環水量 L/h (ポンプ循環水量の半分が理想とされています)
ムセキツイ中心水槽 1440L/hの半分=720L/h
魚中心水槽 720L/hの半分=360L/h
※この数字も実際に動いている流量です。
この選定は、240Lの水槽(120cm x 45cm x 45cm)で6回転(1440L/h)させた場合、Skimmerの大きさは、半分の720L/hのSkimmerの大きさが理想と言う事になります。雲海1000は、1000L/hで安定した能力が有ります。よって、約350L水槽まででも十分な能力でご使用になれます。
水槽の環境で大きく異なる事は当然です。また水槽の循環水量は1回転で十分だとお考えの場合はSkimmerの循環水量は半分でOKですので、1時間に1000L/h能力がある雲海1000は、2000L水槽まで対応出来ると言う事になります。