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リーフビルダー ※旧パッケージ
特徴
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サンゴの成長に必要なカルシウムと対になるアルカリ度成分(炭酸塩類他)の補給剤です。
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アルカリ度のみを上昇させ、pHには直接的影響を及ぼさないようリーフ水槽専用に開発された製品です。
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アルカリ度は、サンゴの成長と共に消費されたり酸化物質の増加により低下します。
サンゴの成長阻害やpHの急変を招きやすくしないためにも補給が必要です。
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通常、アルカリ度が上がると沈殿するカルシウム、マグネシウム、微量元素もあらかじめ配合されているので、これらの成分が低下することはありません。
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長期的に使用することで、pHを8.3に安定させることが可能です。
(pHの安定化とサンゴの成長に必要な成分が含まれています。)
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アルカリ度成分(炭酸塩類他)とカルシウムは、すべてのサンゴの成長に必要です。
どちらか一方が欠乏すると、サンゴの健康状態は急激に悪化し成長が止まります。
水槽の水質維持のために、リーフビルダーとリーフコンプリートまたはリーフカルシウムを供給することをお勧めします。
また、アルカリ度とpHを安定させ、カルシウム濃度の変動を防ぐためにもリーフビルダー単独またはリーフバッファー・マリンバッファーとの併用もお勧めします。
(リーフバッファー・マリンバッファーはアルカリ度とpHの両方を上昇させます。)
使用方法
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飼育水のアルカリ度は4〜6meq/L(炭酸塩硬度8〜14dKH)の範囲でご使用下さい。
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初級者:週2回、水量150Lに対してティースプーン1/2杯(3g)を添加して下さい。
添加する際、カップ1杯(250mL)程度の淡水であらかじめ溶かしてから使用して下さい。
2週間に1度アルカリ度を測定し、添加量や頻度を調整して下さい。
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中級者:はじめに、アルカリ度を測定します。
次に、上記の方法でアルカリ度が4〜5meq/Lに調整されるまで添加して下さい。
1回の補給は、アルカリ度をおよそ0.25meq/L上昇させます。
添加する量は1日につき1meq/L以上、上昇させない範囲で調整して下さい。
アルカリ度が安定しましたら、回復が必要とされる際に使用して下さい。
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上級者:アルカリ度の消耗率を計測し、連続滴下装置をセットします。
下記の方法で予備槽に添加する量を決めることが出来ます。
水槽の容量(L)×上昇させるアルカリ度(meq/L)×0.08=一般的使用量(g)
例)200Lの水槽でアルカリ度を1meq/L上げる場合。
200×1×0.08=16gを予備槽に添加して下さい。
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アルカリ度の測定には、シーケムテストキットをお試し下さい。
過投与に注意:
Point!
少々のpH低下(8.0程度)は、リーフビルダーの炭酸塩補給によるアルカリ度上昇で回復させることが可能です。
炭酸塩は海水にとってカルシウムと同じように重要な成分ですが、意識されていないのが現状です。
軟水地域およびR/O水使用水槽には特に必要になります。
アルカリ度について
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海水中には総アルカリ度として通常2〜3meq/L程度含まれています。
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海水中の主なアルカリ度を示す成分として炭酸塩、ホウ酸塩、水酸イオンなどがあります。
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炭酸塩の2つの大きな役割
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カルシウムと共にサンゴに吸収され骨格を作ります。
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緩衝作用を持つため水の酸化を防止しpHの低下を防ぎます。
上記2つの役割を果たすために水槽内での炭酸塩アルカリ度は急激に低下してゆきます。
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アルカリ度の低下は水質の急変を招き、またサンゴの骨格形成活動も減衰します。
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水槽内では水質の急変を防ぐ意味でもアルカリ度は4〜6meq/Lを保たせることをお勧めします。
但し、アルカリ度高すぎるとカルシウム、マグネシウム、ストロンチウムの沈殿を引き起こし、水質のバランスを崩すことになるので注意が必要です。
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